SF級対決は八重樫が7回TKO勝ち 向井との激闘制す

 注目のS・フライ級対決、八重樫東(大橋)vs向井寛史(六島)の10回戦が17日、後楽園ホール「フェニックスバトル」のメインで行われ、世界3階級制覇王者の八重樫が前WBOアジアパシフィック同級王者の向井に7回2分55秒TKO勝ち。4階級制覇に向けて一つのハードルをクリアした。  八重樫はL・フライ級でIBF5位、WBA12位、WBO12位、サウスポーの向井はS・フライ級でWBO14位という実績のある2人の対決。試合は予想通り八重樫が前に出て、向井がサイドに動きながら戦う構図となった。  向井は距離をキープして戦いたいところだが、2回に入ると早くも八重樫の圧力が上回り始める。向井のジャブ、左ストレートはそれなりにあたるのだが、八重樫を止めることができない。八重樫は前に出てボディ、体で押し込んでボディを打ち、向井を削っていった。  八重樫が向井を巻き込んでいき、4回には回転の速いコンビネーションも披露。しかし、南京都高の同級生であるWBAミドル級王者、村田諒太(帝拳)の声援を受ける向井は5回にボディ打ちで反撃、八重樫の勢いを止めた。  6回は八重樫が先に仕掛けたが、向井のボディ打ちと顔面への左スレートでダメージを受けた八重樫が後退。向井が襲い掛かり、八重樫は一気にピンチに陥った。しかしここで八重樫の右が炸裂、向井がフラフラとなったものの何とかゴングに救われた。  ともにダメージを負って迎えた7回、打ち合って強いのはやはり八重樫だった。八重樫に攻め込まれた向井はフラフラになりながら応戦したが、最後はストップとなった。  八重樫は27勝14KO6敗。「4階級制覇のハードルは高いと思っている。今日のような内容だとまだ足りないと思う」と反省しながら「S・フライ級のチャンピオンはみんな強いけど、だれでもいいからやりたい」とチャンス到来を希望した。  向井は16勝6KO6敗3分。試合後は「すっきりした」と話し、引退こそ明言しなかったものの「ひと区切り」と話した。試合の模様は18日(土)27時30分からフジテレビで放映される(関東地区)。

清水聡が河村真吾を4回TKO OPBFフェザー級V3 

 OPBFフェザー級タイトルマッチが16日、後楽園ホール「フェニックスバトル」のセミで行われ、チャンピオンの清水聡(大橋)が挑戦者10位の河村真吾(堺東ミツキ)とのサウスポー対決に4回2分43秒TKO勝ち。3度目の防衛に成功した。  清水はロンドン五輪銅メダリストで世界ランキングはWBCとIBFで6位。挑戦者の河村は「前半で決着をつける」との言葉通り、アグレッシブなスタートを切った。左ストレート、右フック、ボディブローと惜しみなく繰り出し、清水の右目周辺が赤くはれた。ラウンド終盤、河村の左が清水の顔面をとらえ、会場が沸いた。  しかし河村の見せ場は初回だけだった。清水は2回、ググっと圧力を強め、右フック、左ストレートをカツン、カツンと河村に打ち下ろしていく。正確なヒットに、河村は下がり始め、顔面にもダメージ。終盤は河村が反撃してして打ち合うが、形勢は一気に清水に傾いた。  以降も清水は圧力を弱めず、河村は接近戦の攻防を強いられ、顔面がどんどん変形していく。フィニッシュは4回、河村が力を振り絞って前に出たところに清水の左カウンターが炸裂。立ち上がった河村に、清水はボディアッパーを打ち込み、ロープにくぎ付けにして連打すると主審が河村を救った。  清水はデビューから7連続KO勝利をマーク。「世界チャンピオンになって(地元の岡山県)総社市でパレードをしたい」と目標を掲げた。河村は15勝8KO5敗1分。 ◇58.0キロ8回戦 溜田剛士(大橋)[KO2回1分33秒]アリエフ・プレイダー(インドネシア)  日本フェザー級12位で日本ユース同級王者の溜田はジャブ、右ストレートでベテランのプレイダーに迫った。プレイダーは左右のフックで対抗したが、2回に溜田の左ボディがドンピシャで決まるとダウン。辛うじてたちがったが、左ボディ、左フックで追撃するとキャンバスにうずくまって10カウントとなった。溜田は18勝16KO3敗2分。プレイダーは30勝12KO30敗1分。 ◇バンタム級8回戦 中嶋一輝(大橋)[TKO6回終了]藤岡拓弥(VADY)  芦屋大出身のホープ、サウスポーの中嶋が初回は強打を連発し、藤岡を防戦一方に追い込んだ。中嶋は2回以降、頭を下げて前に出る藤岡にやや手を焼きながらも、左ボディで藤岡にダメージを与え続けた。6回にスパートしダウン寸前まで追い込むと、この回終了時に藤岡陣営が…

亀海喜寛、1年ぶり復帰戦へ「必ずこちらが上回る」

 ボクシングのWBA世界スーパーウエルター級14位亀海喜寛(35=帝拳)が約1年ぶりとなる復帰戦へ向け、16日(日本時間17日)の前日計量を一発パスした。米国カリフォルニア州インディオで17日(同18日)にグレグ・ベンデティ(米国)と同……

亀海あす米インディオで再起戦 コット戦から1年

 WBA世界S・ウェルター級14位亀海喜寛(帝拳)があす18日(現地時間17日)に米国インディオのファンタシー・スプリングス・リゾート・カジノでグレグ・ベンデティ(米)を相手にS・ウェルター級10回戦に臨む。17日は前日計量が行われ、両選手が一発でクリアした。亀海は69.56キロ、ベンデティは69.47キロ。  亀海(27勝24KO4敗2分)は昨年8月、ミゲール・コット(プエルトリコ)とWBO世界S・ウェルター級王座を争ったものの、健闘及ばず12回判定負け。今回はそれ以来の試合となる。相手のベンデティは28歳の中堅選手で、19勝12KO2敗1分のオーソドックス型。  計量を終えた亀海は「ホッとしています。今回でアメリカ10試合目とあってかなり慣れてきたところもあり、しっかりと調整することができました」とコメント。「相手の体も仕上がっているように見えましたが、あすは必ずこちらが上回ります」と必勝宣言をした。=写真提供:帝拳ジム=

岩佐は攻撃が単調、守り意識も強かった/大橋秀行

 IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(28=セレス)が、V2失敗で王座から陥落した。初回に同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)の右ほおをカットさせたが、その後は左カウンターをもらい、手数でも劣った。11回のチャンスも攻めき……

亀田和毅、新王者ドヘニーに挑戦表明も「でていけ」

 IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(28=セレス)が、V2失敗で王座から陥落した。初回に同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)の右ほおをカットさせたが、その後は左カウンターをもらい、手数でも劣った。11回のチャンスも攻めき……

苦労人ドヘニー「今日の犠牲は明日の幸せ」無敗王座

 IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(28=セレス)が、V2失敗で王座から陥落した。初回に同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)の右ほおをカットさせたが、その後は左カウンターをもらい、手数でも劣った。11回のチャンスも攻めき……

岩佐亮佑、またしてもサウスポーに負けて王座陥落

 IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(28=セレス)が、V2失敗で王座から陥落した。初回に同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)の右ほおをカットさせたが、その後は左カウンターをもらい、手数でも劣った。11回のチャンスも攻めき……

王座陥落の岩佐亮佑が脱帽「予想以上にうまかった」

 IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(28=セレス)が、V2失敗で王座から陥落した。  初回に同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)の右ほおをカットさせたが、その後は左カウンターをもらい、手数でも劣った。11回のチャンスも攻……

亀田家三男の和毅、新王者に挑戦表明も「邪魔だ」

 IBF世界スーパーバンタム級3位亀田和毅(27=協栄)が挑戦表明した。  同級王者岩佐亮佑(28=セレス)に3-0の判定勝ちして喜ぶ同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)めがけて、試合後のリングに直行。「俺が次に挑戦する」と名乗……