村中優が薄氷勝利、世界戦敗北から再起も喜べず

投稿者: | 2017年12月6日

 元日本フライ級王者で現バンタム級6位の村中優(フラッシュ赤羽)が6日、後楽園ホールの「オーバーヒートボクサーズナイトvol.83」のメインに登場し、日本S・フライ級9位の阿知和賢(ワタナベ)との53.0キロ契約8回戦に3-0判定勝ち。スコアは76-75×3だった。

 村中は5月、イギリスでWBA世界S・フライ級王者カリド・ヤファイ(英)に敗れて以来のリング。13年3月に8回戦で対戦し、3-0判定勝ちしている阿知和のしつこいボクシングに苦しめられた。

 初回終了間際に左フックでダウンを奪った村中だが、2回からは阿知和がテンポよく手数を出し、ショートの右クロス、右アッパーをヒット。村中も左フック、左ボディブローを合わせ、パンチの精度でわずかに上回るもののなかなかピッチを上げられない。

 阿知和は旺盛な手数で村中を下がらせ、後半は押し気味に試合を進めた。微妙と思われた判定は、わずかの差で村中に軍配が上がった。

 村中(26勝8KO3敗1分)は「身体が動かないですね。こんな気持ちだったらやめたほうがいい」と自らにあきれ顔。惜しい星を落とした阿知和は「ガードが甘くて前半パンチをもらった。油断してしまった」と話した。戦績は11勝4KO13敗5分。

◇バンタム級8回戦
中川健太(レイS)[TKO3回15秒]パンチャー・サイトーンジム(タイ)
 前日本S・フライ級王者で現4位のサウスポー中川が王座陥落から2戦目。スイッチを繰り返すパンチャーに対し、ボディに左ストレートを集める滑り出し。2回に早くもギアを上げ、右フックでダウンを奪うと、さらに左でダウンを追加。3回は開始から倒しにいき、左を振り下ろしてパンチャーを沈め、主審が即ストップした。中川は15勝11KO3敗1分。パンチャーは8勝3KO3敗。

◇S・フェザー級8回戦
荒木貴裕(極東)[3-0(79-71、78-72×2)]氏原文男(フラッシュ赤羽)
 日本S・フェザー級13位の荒木が動きならジャブを打ち、ファイターの氏原をコントロール。近づくときは密着し、中途半端な距離を徹底して避けた。荒木はジャブから右につなげてさらにリードを広げようとしたものの、タフな氏原の前進は止められない。中盤は氏原がパンチを決めて反撃するシーンもあったが大勢に影響はなし。7回に荒木が右を合わせて氏原がダウン。最終回は打ち合ってゴングとなった。氏原は7回にレスリング行為で減点1。荒木は11勝4KO7敗。氏原は6勝4KO7敗。


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