永野祐樹が日本ウェルター級新チャンピオンダウン応酬の激戦 矢田良太を突き放す

投稿者: | 2019年4月21日

 21日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた日本ウェルター級戦は、1位挑戦者の永野祐樹(帝拳)が王者矢田良太(グリーンツダ)に7回1分9秒TKO勝ち。初挑戦を実らせてタイトル奪取に成功した。

喜びの永野とカルロス・リナレス・トレーナー

 試合は予想通り終始スリリングな強打戦だった。サウスポー永野は開始から武器の左ストレートを惜しみなく連発。これがタイミングよく矢田を捕えた。

 矢田は3回、右強打で形勢逆転。しかしその直後永野が左カウンターでダウンを奪う。続く4回、決めに出た永野だが、今度はそこに矢田のパンチがカウンターとなり効かされると、右でキャンバスへ。ダウン応酬の試合に2100人観衆が熱狂する。

 その後も試合は、互いにチャンスとピンチが行ったり来たり。最後まで予断を許さない展開だったが、フィナーレは7回に訪れた。永野の左で矢田は後退、なおも驚異的な抵抗を試みたチャンピオンだが、ここで近藤主審が割って入り、試合終了を宣した。

 戴冠した永野が「信じられない。途中からあまり覚えてなくて。いまベルトをこうして巻いてるから勝ったんだと」というほどの大激闘。新チャンピオンは「自分の武器は左しかないので、信じて打ち込んでいきました」と晴れ晴れとした表情で語った。16勝12KO2敗。

 3度目の防衛に失敗した矢田は18勝15KO5敗。こちらも「サウスポー、僕はあきませんね。僕より強かった、というだけです。でもこれだけ練習して負けたんで」と潔かった。

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