ドナルド・カリー、ジュリアン・ジャクソンら殿堂入り

投稿者: | 2018年12月6日

 米ニューヨーク州カナストータに本部を置く国際ボクシング名誉の殿堂博物館は5日、2019年に殿堂入りする選手、関係者のリストを発表した。元世界王者(モダン部門)からはドナルド・カリー(米)、ジュリアン・ジャクソン(バージン諸島)、バディー・マクガート(米)が選出された。

 爆発的なパンチ力を誇るカリーは1983年に黄俊錫との王座決定戦を制してWBAウェルター級チャンピオンとなり、その後IBF、WBC王座も吸収。ウェルター級最強の名をほしいままにした。

 88年にはジャンフランコ・ロッシを強打でねじ伏せWBC・J・ミドル級王座を奪取、2階級制覇を成し遂げた。97年まで現役を続けて戦績は34勝25KO6敗。兄弟ボクサーでもあり、兄のブルース・カリーは元WBC・J・ウェルター級王者。

 米領バージン諸島出身のジャクソンはミドル級きっての倒し屋として名をはせた。初戴冠は87年で白仁鉄とのWBA・J・ミドル級王座決定戦を制したもの。90年にWBCミドル級王座を獲得した。4度防衛後、WBO王者ジェラルド・マクラーレンとの強打者対決は、敗れはしたが強烈なインパクトを残した。

 55勝49KO6敗の戦績を残して98年に引退。息子のジュリアスとジョンは北京五輪に出場し、2人ともプロデビュー。弟のジョンは16年にWBC・S・ウェルター級王座決定戦の舞台に立ったが、ジャメール・チャーロに敗れている。

 マクガートは88年にIBF・J・ウェルター級王座を獲得。91年にWBCウェルター級王座に就き、2階級制覇を達成した。3度目の防衛戦でパーネル・ウィテカーの軍門に下り、再戦でもウィテカーに判定負け。97年までリングに上がり、戦績は73勝48KO6敗1分。

 オールドタイマー部門では元ウェルター級世界王者トニー・デマルコ(米)を選出。オブザーバー部門では現在もESPNで活躍する名物解説者のテディ・アトラス(米)が選ばれた。授賞式は9月9日、カナストータで開催される。


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