クロフォード最終回に爆発 ウェルター級王座V1

投稿者: | 2018年10月14日

 13日(日本時間14日)米ネブラスカ州オマハのCHIヘルスセンターで挙行されたWBO世界ウェルター級タイトルマッチは、王者テレンス・クロフォード(米)が挑戦者14位ホセ・ベナビデス(米)に最終12回TKO勝ち。6月ジェフ・ホーンをストップして手に入れたベルトの初防衛に成功した。

 地元ファンの声援を浴びるクロフォードに対し、アリゾナ州フェニックスがホームのベナビデスはほとんどフットワークを使わず対処。これは以前ブランクをつくる原因となった暴漢に襲われて撃たれた右脚をかばうためだった。しかし長身と懐の深さを生かした挑戦は前半健闘。2回終了間際に左フックを叩き込むなど拮抗した攻防に持ち込む。

 だが6回あたりからクロフォードのコンビネーションが断続的にヒット。手数が出ないベナビデスはジリ貧状態となる。リードを広げるクロフォードは10回、連打で挑戦者をロープへ送り優勢を印象づける。それでもこの日のクロフォードは強引に仕掛けず、ベナビデスは生き延びる。

 判定決着が濃厚となった12回残りわずかの時点で王者の芸術的な右アッパーが炸裂。横倒しとなったベナビデスはダメージが深い。クロフォードが追撃を見舞うとレフェリーが割って入った。TKOタイムは2分42秒。

 セミではリオデジャネイロ五輪銀メダリスト、シャクール・スティーブンソン(米)が初の10回戦で元上位ランカー、ビオレル・シミオン(ルーマニア)に初回3度ダウンを奪いTKO勝ち。21歳のスティーブンソンは9勝5KO無敗。


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