ジャーモール・チャーロ、12月にマチエ・スレツキ戦が浮上!

投稿者: | 2018年10月13日

 米リング誌によれば、WBC世界ミドル級暫定王者ジャーモール・チャーロ(米)/27戦全勝21KOが、2018年12月22日米ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで、マチエ・スレツキ(ポーランド)/27戦26勝(10KO)1敗との防衛戦がヘッド・ラインとして検討段階に入っていることが分かった。

 イベントは、アル・ヘイモン氏が主宰するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)で開催し米FOXが中継する見通しとなっている。

 PBCは、2018年9月にFOXと4年間の長期契約を締結したことを発表。これまで、PBCはFOXの放送枠を買い取りイベントを促進してきたが、FOXから年間5000万ドル(約56億1041万円)〜6000万ドル(約67億3249万円)の放映権料を受けとる新たな契約を取り付けることに成功した。

 FOXは、プライムタイムに10の世界タイトルマッチ、FoxSports1(FS1)で12のイベントが予定され、FS1のモバイルアプリを通じてストリーミング配信も同時にされる。2018年12月にキック・イベントが予定されている。

Sponsor Link

 WBCミドル級暫定王者チャーロは、米リング誌ミドル級の5位にランクしている。実現は不透明だが、WBCが年次総会で、チャーロ対ゴロフキンの指名戦を命じ、勝者はWBC・WBA世界ミドル級王者サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)への挑戦権を獲得できる。

 日本でもチャーロの評価は高い。実際、4月WBCが設置したウーゴ・センティーノ(米)との暫定王座決定戦で、チャーロは2回に右ストレートからフックのコンビネーションでセンティーノを打ちのめし、WBCミドル級暫定王座を獲得。ヒッティングさせてから仕留める能力は高いレベルにあることは間違いない。

 Sウェルター級ではジュリアン・ウィリアムス(米)を退けSウェルター級で実力者であることに議論の余地はないが、Sウェルター級上がりのチャーロはまだパワー、フィジカル、タフネス面で証明されてないことが多い。
 
 もちろん、ミドル級の初戦で調整試合という位置づけもあるだろうが、ミドル級デビュー戦はコンディション不良のヘイランド、センティーノのもトップレベルのミドル級の選手ではなく、対戦相手の水準アップが求められる。

 そういった意味でもジェイコブスを苦戦させた米リング誌10位のランクするスレツキ戦の交渉が締結し、印象的な勝ち星を得ることができれば、リング外でヒートアップしているライバルのジェイコブス戦、ゴロフキンのビッグ・ファイトの機運も高まるだろう。

だが、北米でネームバリューのないスレツキ戦は、知名度上げが急務のチャーロの課題解決になりそうになく興行苦戦は必至。そこで、とりわけ懸念されるのが、トリプルヘッダーとしてファンに好カードを提供できるかどうかである。PBCは、過去に視聴件数が低迷の一途を辿りESPN、NBC、CBSが撤退した背景もあり、FOXと新規契約したキックオフ・イベントは言うまでもなく重要なイベントになる。

(Via:The Ring)

Sponsor Link