月別アーカイブ: 2019年6月

日本ランキング更新 フェザー級王座が空位 阿部麗也と佐川遼で王座決定戦の見通し

 日本ボクシングコミッション(JBC)は25日、最新6月度の日本ランキングを作成した。日本プロボクシング協会(JPBA)主催の「チャンピオンカーニバル挑戦者決定戦」(今秋開催)は今月の日本ランキングを基に各級組み合わせが決められる。

 チャンピオン陣の動きではミニマム級田中教仁(三迫)が初防衛に成功。フェザー級は源大輝(ワタナベ)が王座を返上した(6月21日付)。
 源はこれと同時にS・フェザー級への転級届を提出しており、新たに同級3位にランキングされた。一方、空位となったフェザー級王座は源とドロ…

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DANGAN日韓親善試合 小林孝彦、高山涼深ら勝利

 25日後楽園ホール「DANGAN BEYOND」で日韓親善試合が行われた。メインのS・ライト級は、小林孝彦(TEAM10COUNT)が4回TKO勝ちした。  元日本S・フェザー級、OPBFフェザー級王者・渡辺雄二さんの甥、高山涼深(ワタナベ)は初回KO勝ち。元日本、OPBFミドル級王者カシアス内藤会長の次男、内藤未来(E&Jカシアス)は判定勝ちした。  アマチュアで2016年全日本選手権L・ヘビー級を制した友松藍(ワタナベ)はこの日がデビュー戦。無敗韓国選手との壮絶な打撃戦を制してプロ初勝利を挙げた。 ◇S・ライト級6回戦 小林孝彦(TEAM10COUNT)[TKO4回2分40秒]チャ・ジョンハン(韓)  サウスポーのチャが距離を詰めようとし、長身の小林が距離を取ってカウンターを狙った。2回終了間際、激しく左で迫るチャに小林の右がヒット。チャがダウンした。  小林はその後も距離を支配し、4回に左ボディに続いて右を決めるとチャがフラフラに。ラッシュしたところで主審が試合を止めた。小林は9勝7KO3敗。チャは5勝5KO1敗。 ◇71キロ6回戦 イ・サングン(韓)[3-0(57-56×2、58-56)]友松藍(ワタナベ)  友松が初回から圧力をかけて打撃戦に突入。両者とも勇敢ながらディフェンスが甘く、お互いにヒット重ねた。3回に友松がイの右でグラついたが、ここから反撃。4回には左ボディを効かせて右でイをキャンバスにつき落とした。  勝負あったかに見えたが、イが驚異的なタフネスぶりで反撃開始。6回は友松の左フックで腰が砕けたが、ここから再び盛り返し、両者フラフラになって終了のゴングを聞いた。友松は1勝。イは6勝4KO1敗。 ◇ライト級6回戦 内藤未来(E&Jカシアス)[3-0(58-56、60-54×2)]イ・ドジン(韓)  サウスポー対決。大柄なイが左ストレートを軸にアグレッシブに攻めてスタートは好調に見えたが、内藤は左右のボディ打ちが冴えて、徐々に試合を支配していった。  4回、左ストレートから連打でイを追い込むと、5回も激しく攻めた。それでもタフなイは最後まであきらめず判定決着。内藤は8勝3KO1敗。イは6勝2敗3分。 ◇S・フライ級6回戦 高山涼深(ワタナベ)[TKO1回2分6秒]チャン・インス(韓)  開始から両者テンション高くパンチを交わしたが…

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千本瑞規がプロ2戦目で女子日本ミニマム級王者に

 女子日本ミニマム級タイトルマッチ6回戦が25日、後楽園ホールで行われ、挑戦者2位の千本瑞規(ワタナベ)が王者の日向野知恵(スパイダー根本)に6回33秒2-0負傷判定勝ち。プロ2戦目で王者となった。スコアは59-56×2、57-57。  白星と黒星を重ねながら今年2月、日本王者になった34歳の日向野が初防衛戦でアマチュア出身のプロ2戦目、25歳の千本を迎えた。  試合は前に出る日向野を千本がフットワークを使いながらジャブでコントロール。2回には右アッパーを立て続けに決めて日向野は鼻血だ。  劣勢の日向野は3回にチャージ。右拳を痛めて左で戦う千本のカウンターをもらいながらも前に出続け、5回に左フックを打ち込むなど意地を見せる。日向野は最終回も猛然と前に出ると、偶然のバッティングで千本の眉間をカット。これで試合終了となった。千本は2勝1KO。日向野は8勝2KO9敗1分。 千本の話「2ラウンドの終わりに右拳を痛めて、3ラウンドからは右が使えず、痛めたことをバレないように戦いました。チャンピオンは気持ちが強くてタフ。とりあえず勝ててホットしてます」  前座のS・ライト級6回戦は、18年全日本同級新人王のサウスポー遠藤健太(帝拳)が登場。松本北斗(REBOOT)に苦戦を強いられ、敗色が濃厚となってきた5回、左ストレートを効かせると最後は右フックで10カウントを聞かせた。KOタイムは3分9秒。

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【動画あり】井上尚弥がベルト5本お披露目 ドネア戦に向けジムワーク本格再開

 WBA・IBF世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が25日、横浜市内のジムでこれまでに獲得した5本のベルトを披露した。  5本のベルトは14年4月に初めて世界タイトルを獲得したWBC・L・フライ級、続いてWBO・S・フライ級、18年3月に3階級制覇を達成したWBAバンタム級、そして先月に英グラスゴーでエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を下して手にしたIBFバンタム級とリング誌認定ベルトだ。  大橋秀行会長は「これらのベルトは一つも王座決定戦がなく、すべてチャンピオンからKOで獲っている。これがあらためてすごいと思う」と熱弁。冗談なのか、本気なのか、「ひとつだけ後悔しているのはフライ級を獲らなかったこと」とも話した。  5本並んだベルトを始めて見たという井上は「自分のこれまでの歴史を感じた。どのタイトルにも思い出がある。これからもっと増やしていきたい」と決意を新たにした。  新たなベルトコレクションは次戦、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で対戦するノニト・ドネア(比)の持つWBA“スーパー”王座がターゲットになる。  井上は複数階級制覇の“ビッグネーム”ドネア戦について「(ドネアは)あの左フックを当てるのが得意中の得意。キャリアがあるし、当て勘もあるし、そこは気を付けたい」と警戒しながらも、「もらうイメージはわきませんけどね」と自信たっぷりだった。  この日はジムワークも本格的に再開し。シャドーボクシングやミット打ちで汗を流した。ミットを持った真吾トレーナーは、ドネア戦について「カギがある。そこはナオと意見が一致した」とコメント。カギの中身は明かさなかった。  WBSS決勝の日時と会場はまだ発表されていないが、井上は既に7月下旬に走り込みの強化合宿を予定。この日の練習初日から引き締まった身体で鋭いパンチを打ち込む井上の姿から、慢心や油断は微塵も感じられなかった。

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アマデビュー控える高山勝成 アマ仕様に修正

 元プロの世界チャンピオンにして日本では初めてアマチュア登録が認められた高山勝成(36歳)が7月のアマデビュー戦を前に24日、大阪市内の天神ジムで練習をメディアに公開し、「自分一人ではここまでこれなかった。応援してくれたすべてのみなさんに感謝している」「試合を楽しみにしている」と抱負を語った。  この日はシャドーやプロデビュー以来コンビを組んできた中出博啓トレーナー相手のミット打ちで36歳とは思えない敏捷な動きを見せた。構えをややアップライトに変えたあたりにも、アマ対応のあとがうかがえる。  主要4団体の世界ミニマム級ベルトすべてを日本のプロとして初めて手にした高山は、16年6月に獲得したWBO王座を返上して引退。その後東京五輪出場を目指して、当時は認められていなかったアマ登録を2年がかりで果たした。現在愛知県の名古屋産業大学3回生の高山は、授業を休んで試合に備えている。  注目のアマ第1戦は7月6日から始まる全日本選手権と国体の愛知県予選。16年のプロ生活の大半をミニマム級(リミット47.6キロ)で戦ってきた高山が、五輪では最軽量となるフライ級(49~52キロ)でどこまで動けるのか。  一度でも負ければそれで終わりというトーナメントだが、「(高校野球の)甲子園の地方大会のイメージ。全部勝っていけばいい」と中出トレーナー。  高山も「何が起ころうと自分を信じてやっていく。決まった試合すべてを全力でしっかり勝っていかないといけない。3分3ラウンドに自分のすべてを注ぎ込む」と自らに言い聞かせるように決意を語っていた。

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内藤律樹“因縁”の韓国で防衛戦 OPBF・S・ライト級

 OPBF・S・ライト級チャンピオンの内藤律樹(E&Jカシアス)が8月15日、韓国・大川で同級6位のジョン・ギュモム(韓国)と3度目の防衛戦を行うことになった。  元日本S・フェザー級王者の肩書きを持つ内藤(21勝7KO2敗)は昨年1月、クラスを上げてOPBF・S・ライト級王座を獲得。同年10月、永田大士(三迫)にダウンを喫しながら2-1判定で辛くも勝利してV2に成功。今回は10ヵ月ぶりのリングとなる。  内藤が初の海外遠征で迎え撃つジョンは9勝4KO2敗1分。日本人選手との対戦経験はない。試合の模様は、ボクシング動画配信サービス「BOXINGRAISE」で録画配信を予定している。  なお、内藤の父である元日本、OPBFミドル級王者のカシアス内藤会長は1971年7月、のちの世界王者、柳済斗にOPBF王座を奪われ、この試合を含めて韓国でOPBF戦に4度敗れた。内藤家にとっては因縁の韓国だ。

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