月別アーカイブ: 2017年2月

大平剛があすタイでWBAミニマム級王座挑戦

 3月1日タイのチョンブリーで開催されるWBA世界ミニマム級タイトルマッチの前日計量が28日、現地で行われた。チャンピオンのノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)がリミットの47.6キロ、挑戦者15位の大平剛(花形)が47.2キロで一発クリアした。  これがタイで3度目の試合となる大平は兄淳さんと1週間前にタイに入り、首都バンコクで調整を重ねてチョンブリーに到着。計量前には花形進会長も合流して臨戦態勢が整った。  日本人選手のタイでの世界戦(暫定を除く)は通算21敗1分。今回も厳しい状況が予想されるが、大平は「もちろん、それを変えたいというのはある。ただ、自分としては世界チャンピオンなることを目標にしてやってきたので、とにかく勝ってチャンピオンになることに集中したい」ときっぱり。自身3度目の世界挑戦とあって「3度目の正直で集大成を見せる」と意気込みを口にした。  王者ノックアウトは暫定王者から正規王者に昇格して2度目の防衛戦。昨年12月には小野心(ワタナベ)に判定勝ちしている。戦績は14勝6KO無敗。大平は13勝1KO5敗3分。

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黒田雅之が2階級制覇、日本フライ級暫定戦

  28日後楽園ホールで行われたもうひとつのタイトルマッチ、日本フライ級暫定王座決定戦は2位黒田雅之(川崎新田)が1位のユータ松尾(ワールドS)に10回3-0判定勝ち。正規王者粉川拓也(宮田)の負傷により設けられた暫定王座を獲得した。  チャンピオン・カーニバルの一環で行われた暫定王者決定戦。積極的に左を飛ばして出たのは元L・フライ級王者の黒田だった。右ストレートへのつなぎもスムーズでまずまずの出だし。タイトル初挑戦の松尾は2回から激しくパンチを打ち返し始めたが、この日の黒田は左ボディー打ちにインパクトがある。  黒田のボディーブローは3回から目に見えて効果を表し、4回は体を寄せ付けて松尾のレバーを叩く。流れの悪くなった松尾 だがそうはさせまいと5回はポイントを取り返しに攻勢をかける。この回を終えて発表された途中採点では黒田が2-0で優勢だった(1、3点差)。  6回は黒田が松尾を再び押し込んで、接近戦で互いに一歩も引かない展開に。ここで抜け出したのは勝利への執念を燃やす黒田だった。8回にもう一度スパートをかけると、重心を落としてインサイドからも手を出し続けた。松尾も闘志は衰えず手を出し続けたが、黒田優勢のまま試合終了のゴング。スコアは96-94、97-94、97-93で黒田の手があがった。  暫定ながら3度目の挑戦でフライ級タイトルを獲った黒田は「うれしく思っております。ありがとうございます」。次は粉川との王座統一戦が義務付けられる。26勝15KO7敗3分。ジム移籍初戦で訪れたチャンスを 生かすことができなかった松尾は12勝6KO3敗1分となった。

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京口紘人がOPBF王座獲得、デビューから6連続KO

  28日後楽園ホールで行われたOPBFミニマム級王座決定戦は、同級1位京口紘人(ワタナベ)が同級2位アルマンド・デラクルス(比)に3回2分2秒KO勝ち。大阪商業大学からプロ転向後、6戦全KO勝ちで初のタイトルに到達した。  山中竜也(真正)の返上に伴い実施された決定戦。ホープにとって初の大舞台だが、峠を越えたデラクルスでは相手にならなかった。開始から京口はガードを固めてグイグイと迫り、シャープな右ストレートを射出。サウスポーのデラクルスが低い態勢となるとロマゴンばりの左右アッパーで威嚇する。  最初のダウンは2回。左アッパーから右ストレートを当てて倒すと、再開後のデラクルスは守りを固めて多少の抵抗も試みたものの、ならばと京口は左 ボディー打ちで追い込んでいく。そして3回、左ボディー打ちをこらえきれなくなったデラクルスが2度目のダウン。苦悶の表情で中村主審の10カウントを聞いた。  圧勝で初のチャンピオンに輝いた京口は「期待に応えられてうれしい」と喜びを表した。もっとも、早くも「年内にはこれより上のベルトを巻くんで」と宣言しており、せっかく獲ったOPBFベルトにさして興味はない!? 敗れたデラクルスは25勝10KO15敗3分となった。 ◇フェザー級8回戦 阿部麗也(KG大和)[判定3-0(77-76、77-75、78-75)]ジョー・ミサコ(比)  日本フェザー級12位のサウスポー阿部がOPBF同級4位のジョーに競り勝った。同じサウスポーの相手に対し左クロスのタイミングを早々とつかんだが、ジョーも右ブローをさし返 して阿部とわたり合う。阿部は7回にプレスを強め、最後まで動きは落ちなかったものの、ジョーも最後まで対抗した。「内容はよくなかったけど何とか生き残った」と阿部。試合後は「OPBF王者の竹中良選手、ぜひ僕と戦ってください」と、同門の荒谷龍人を退けた仇敵にアピールした。阿部は14勝7KO2敗。三迫ジムのプロモートを受けるジョー(本名ジョー・ノイネイ)は12勝4KO2敗1分。 ◇58キロ契約8回戦 源大輝(ワタナベ)[TKO2回2分16秒]エークサクダー・モークルンテープトンブリー(タイ)  日本フェザー級3位の源は立ち上がりから左右フックで相手に迫り、2回ロープ際に詰めたところで右クロスを決めて倒す。タイ人はそのまま主審にストップされた。先月兄が他界し…

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湯場海樹がKOデビュー、日本5階級制覇王者の長男

 28日後楽園ホールのDANGANでプロ・デビュー戦に臨んだ湯場海樹(都城レオS)は、62キロ契約6回戦でタイのペットマハーラート・イミネントエアーに3回2分12秒TKO勝ち。日本5階級制覇王者の父・忠志さんがリングサイドで見守る中、幸先よくプロ初戦を飾った。  父に似た長身サウスポーの湯場は「緊張して昨夜は寝られなかった」という。ペットマハーラートのスイングに対し慎重に試合を進めたが、2回に左ストレート、右のショートフックでダウンをマークすると左右の俄然打って出た。これも父譲りのシャープな左右のパンチでこの回にもう一度、続く3回に2度のダウンを追加してフィニッシュ。  勝利の瞬間は笑顔を見せて喜んだ湯場は宮崎・日章学園高校3年生。昨夏 のインターハイで準優勝の実績を持ち、プロでも活躍を期待されている。 「重圧のおかげで追い込んだ練習ができました。これは次の試合にも生かせると思います」と意欲的。「日本もまだ獲っていませんが、最終的に世界を獲って、お父さんが果たせなかった夢を達成したいです」と大きな野望も口にした。

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山中慎介のV12戦目前、カールソンとKO宣言応酬

 3月2日両国国技館で行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチの調印式と記者会見が28日、都内のホテルグランドパレスで開かれ、12度目の防衛戦を迎えた王者の山中慎介(帝拳)と挑戦者6位のカルロス・カールソン(メキシコ)がアンダーカード出場選手とともに出席した。  一時の疲れから回復し、精悍な顔つきになった山中は「ここ数日で調子が上がってきた。2日は両国国技館ということで、相撲が盛り上がってますけど、それ以上の盛り上がりを見せたい」と抱負を語った。  34歳のベテラン王者は「防衛戦を重ねるごとにコンディションの持っていき方がうまくなっている」と浜田剛代表も太鼓判を押す。「キャリアでしょう。前よりも水を多く飲むとか細かいところです」と山中。「カールソンをKOして日本のファンに喜んでもらいたい」とKO宣言も飛び出した。  一方のカールソンは「これはメキシコと日本の戦争だ。私がいかに勇敢でパンチがあるかを披露したい。KOで勝つ」とこちらも負けじとKO予告で対抗した。  日本S・フェザー級タイトルマッチで、杉田聖(奈良)を迎えて4度目の防衛戦に臨む尾川堅一(帝拳)は「自分も世界チャンピオンになって前の列に座りたい。しっかりアピールして次のステップに進みたい」と世界挑戦アピールした。  IBF世界S・バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)は王者・小國以載(角海老宝石)への挑戦権を手にしており、この試合が“世界前哨戦”という位置づけ。比国フェザー級6位グレン・メドゥラとの対戦を前に「一発ももらわないで相手を倒して勝つだけです」と言い切った。  日本初登場、元2階級制覇王者のブライアン・ビロリア(米)はルーベン・モントーヤ(メキシコ)とフライ級8回戦。「ハワイアンパンチが何かをみなさんにお見せする。これから活躍する若い選手にインスピレーションを与えたい」と貫禄十分にコメントした。  世界タイトルマッチの模様は日本テレビ系列で19時56分から生中継される。解説は飯田覚士、セレス小林の両元世界王者。ゲストに昨年引退した元3階級制覇王者、長谷川穂積が登場する。

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