福田直樹氏また快挙 全米ボクシング協会写真賞

 BWAA(全米ボクシング記者協会)が24日、2018年のフォトアワードを発表し、日本人カメラマンの福田直樹氏が撮影した写真をフィーチャー部門の佳作賞に選んだ。  受賞写真は、昨年12月23日の全日本新人王決定戦(後楽園ホール)フライ級のフィニッシュシーン。湊義生(JM加古川)が荒川竜平(中野サイトウ)を痛烈に倒すと同時に荒川コーナーからタオルが投げ入れられた瞬間を切り取った一枚=写真= 終幕を告げる赤のタオルが非常に印象的なショットだ。  福田氏は15年間のアメリカ生活で4度BWAAの最優秀写真賞に輝くなどした世界的なボクシング・カメラマン。現在は日本に拠点を戻し、後楽園ホールをはじめ日本で撮影した写真を海外メディアにも提供している。最近リング誌で表紙を飾った井上尚弥のポートレートも福田さんの手によるもの。  今回の受賞も、北米以外で行われた試合の写真がBWAAの賞に選出された例は過去にないというから快挙。ちなみに福田氏はこれで通算10度目のBWAAアワード受賞となる。

最年長王者の野中悠樹 地元尼崎市長に世界誓う

 41歳の国内最年長王者、野中悠樹(井岡弘樹)が24日、地元の兵庫県尼崎市を訪れ、稲村和美市長(46)にOPBF、WBOアジアパシフイックミドル級タイトル獲得を報告した。  2本のチャンピオンベルトを持参した野中は「17年、18年と2回世界タイトル挑戦者決定戦で敗れてしまい、進退を迷う時期もあったが、自分はやっぱり世界を目指すんだと、復帰を決めた。2月のタイトル獲得は終着点ではなく、世界へ向います」と決意表明。  稲村市長は「野中さんはいろいろがんばっておられる人に勇気を与えていますね」の言葉に、「慢心せず、練習します」。稲村市長は「ずっしり重いですね」とベルトを腰に巻き、記念写真に納まった。  野中は同市長洲生まれで、市内の清和小、小田南中出身。大阪府摂津市の私学、浪速工業高(現星翔高)に進み、卒業後、尼崎ジムでボクシングを始めた。99年のプロデビューから、桂伸二トレーナーと二人三脚で世界を目指している。  桂トレーナーは「ミドル級は層が厚く、世界ランキングに入ることができていないので、次の試合は7月か8月にOPBFの防衛戦になると思う。防衛を重ねて、ランキングに入って世界にチャレンジしたい」と話し、野中もすでにジムワークを開始している。

井上尚弥vsロドリゲス 5.19フジの放送も決定

 5月18日(日本時間19日)英グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝、WBA王者の井上尚弥(大橋)とIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の王座統一戦がフジテレビで録画放送されることになった。

 放送は19日午後9時からの1時間番組で延長対応あり。元3階級制覇チャンピオンの長谷川穂積さんが現地入りして解説を務める。
 この試合の生中継は既報通りWOWOWが担当。WOWOWプライムでの放送開始時間は19日午前4時30分となっている。こちら…

4月の月間MVPは吉野修一郎 敢闘賞は齊藤裕太

 東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は23日、4月の月間三賞を発表した。最優秀選手賞には日本ライト級チャンピオンの吉野修一郎(三迫)が選ばれた。吉野は昨年2月以来の月間MVP受賞となった。  吉野は11日の日本タイトルマッチで指名挑戦者のアクセル住吉(関門JAPAN)を寄せ付けずに7回TKO勝ち。4度目の防衛を成功させるとともに、デビューからの連勝記録を10(8KO)に伸ばした。  敢闘賞に選ばれたのは日本バンタム級王者の齊藤裕太(花形)。齊藤は18日、自身が病気で戦線離脱している間に暫定王者となった木村隼人(ワタナベ)と王座統一戦を行い、5回TKO勝ちで初防衛を成功させた。  新鋭賞には中川兼玄(三迫)が選ばれた。中川は8日、元日本S・フェザー級王者で日本同級9位の岡田誠一(大橋)に8回判定勝ち。元王者のランカーに勝利した試合が評価された。表彰式は6月13日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で行われる。

船井龍一「すべてをかけて」米での世界初挑戦へ決意

ボクシングIBF世界スーパーフライ級1位船井龍一(33=ワタナベ)が世界初挑戦に向けて、23日に都内のジムで練習を公開した。5月4日に米カリフォルニア州ストックトンで、同級王者ジェルウィン・アンカハス(27=フィリピン)のV7戦で挑戦す……

5.4世界戦の船井龍一 打倒アンカハス「恐れない」

 IBF世界S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(比)に挑戦する同級1位の船井龍一(ワタナベ)が23日、東京・五反田のジムで練習を公開。メディアに抱負を語った。試合は5月4日(日本時間5日)、米カリフォルニア州ストックトンでゴングとなる。  33歳で世界初挑戦の船井はここまで計150ラウンドのスパーリングを消化。日本フライ級王者で世界ランカーの中谷潤人(M.T)、日本S・フライ級3位のレイ・オライス(FLARE山上)らと拳を交え、サウスポー対策を進めてきた。  サウスポーのアンカハスは6度防衛中の実力者だけに、船井は不利を予想されるが、もちろん負ける気はさらさらない。高橋智明トレーナーは「最新の試合を見ると、打ち合っているときは相手のパンチをもらっている。前に出れば船井のパンチは当たると思う」と分析してみせた。  つまり大事なのは「恐れないこと」(船井)で、しっかり前に出て打ち合える距離を作り、破壊力のある右を打ち込む─というのが勝利のシナリオだ。これを実現させるために、「サウスポー相手だとガードが下がるクセがある」(高橋トレーナー)という悪癖を徹底して修正することも忘れなかった。   世界戦もアメリカで試合をするのも初めてというから不安材料に違いないが、船井は「初めてのことづくしなのでふっきれた感じ。考えてもしょうがないのでドンと構えていきたい」と頼もしい。  プロ15年目、33歳でつかんだ夢を実現すべく、船井は28日アメリカに出発する。試合の模様は5日午前11時からWOWOWメンバーズオンデマンドで先行ライブ配信。6日午後9時からWOWOWライブで放送される。

ジョシュアの相手にチャー浮上 噛みつきアリに処分

■挑戦者ジャーレル・ミラー(米)のドーピング違反で新たな対戦相手を物色中の統一ベビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)にWBA“レギュラー”王者マヌエル・チャー(ドイツ)の名が挙がっている。
ジョシュアの米国デビュー戦は6月1日ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで予定される。相手は今週中に発表される見込み。なおミラーは2度目の検査でも違反薬物が検出された。

■英国リバプールで3月30日行われたヘビー級10回戦で相手のデビッド・プライスに噛みついたカシュ・アリ(ともに英)にBBBC(英国ボクシン…

6.8ゴロフキン復帰戦 両雄がMSGでプレゼン

 前ミドル級統一王者“GGG”ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vsスティーブ・ロールズ(カナダ)の12回戦のプレゼンツアーが22日、会場となるニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催された。試合は6月8日行われる。

 カネロ・アルバレスとの再戦で0-2判定負け。プロキャリア初黒星を喫したゴロフキンは3月、ストリーミング配信サービスDAZNと3年6試合の契約を締結。今回が第1戦となる。
 英語でスピーチを始めたゴロフキンは途中からロシア語に切り替え通訳を通してコメント。「(これまで何度…

拳四朗が母校凱旋 城陽署のイメージポリスに就任

 WBC世界L・フライ級王者、拳四朗(27=BMB)が21日、地元の京都府城陽市の城陽署イメージポリスに就任。「強くて優しい警察官」として、さっそく母校の久世小学校で自転車安全運転の講習会を開いた。  体育館で行われた講習会には北斗の拳のテーマソング「愛をとりもどせ」のメロディーに乗って拳四朗が登場。5、6年生200人が拍手でチャンピオンを出迎えた。  婦警さんとともに、自転車の安全なまたがり方、交差点の曲がり方などをレクチャー。「このあたりは坂道が多いですが、交通ルールをよく学んで、自転車で楽しく遊んでください」と呼びかけた。  質問コーナーも設けられ、一番大切にしていることを聞かれ、「試合に負けるとは思わないで、勝つことだけを考えている」と強気で取り組む姿勢を強調。また趣味を聞かれると「10キロ近く減量するので、試合後に食べることです」と答え、チャンピオンベルトを後輩の子どもたちに披露、写真に納まった。 「えっ、教頭先生になっておられるんですか」と6年生の時の担任だった藤井健二久世小教頭と久しぶりに再会。藤井教頭は6年2組の卒業アルバムを広げながら「拳四朗選手はかわいい感じで、みんなに親しまれる存在でした」。  アルバムにはJリーグ・ヴィッセル神戸からベルギーリーグで活躍する元日本代表の森岡亮太選手も。森岡選手は文集に「将来の夢はサッカー選手」と書いており、拳四朗は「同じクラスでめちゃくちゃサッカーがうまかったからなあ。夢を実現してすごい」と感心しきり。  拳四朗は文集には修学旅行の思い出などを書いており、「いまなら13回の防衛記録を超えるのが夢と書きます」とでっかい目標へのチャレンジを誓っていた。

母校で王座決定戦行う坂本真宏を大阪市大OBが援助

元WBOアジア・パシフィックフライ級王者で、大阪市大大学院生ボクサーの坂本真宏(28=六島)にとって、再起戦となる同級王座決定戦(5月26日、大阪市大第二体育館)をめぐり、同大ボクシング部OBが全力でサポートすることになり、22日、同大……